しゃぼん玉 [シネマ&演劇]
飯田橋の名画座・ギンレイホールに行く。二本立てで1500円という名画座価格にお盆休みの人たちが集まった。中高年の夫婦も多く、午後の入れ替え時には行列が出来ていた。
「しゃぼん玉」は、東伸児監督、主演林遣都、市原悦子、藤井美菜。青年が人の温かさに触れ心を開き、人として再出発する姿を描く。
舞台は宮崎県椎葉村。平家の落人伝説が残る山村で、最近は鶴富姫の悲恋物語をテーマに武者行列を仕立てたりして、平家祭として売り出し、結構観光客が訪れるようになった。
本当に素朴な村の人たちが描かれていて、山菜をメーンとした食卓のごはんのおいしそうなこと。果たして「しゃぼん玉」というタイトルはどうなのか。乃南アサのベストセラー小説の映画化らしいが、内容とタイトルにミスマッチがあるような気がした。
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