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風街ガーデンであひませう2017 [ミュージック]

松本隆作詞活動47周年記念スペシャルとして、恵比寿ガーデンホールであったコンサートに行った。アイドルの歌謡曲からJポップまで、幅広いジャンルに歌詞を提供している松本。昨年だったか、雑誌で特集があり、あらためて活字でその作品群を読み、その言語センスに感心した。


手嶌葵の「風の谷のナウシカ」で開幕。トップバッターで結構緊張していたが、松田聖子の「瑠璃色の地球」をしっとりカバー、澄んだ声が魅力的だった。ハナレグミは、原田真二の「キャンディ」がgood。声質が似てるのかな、完コピだった。クミコは新アルバム「デラシネ」から何曲か。歌詞はともかく、カラオケでは歌えないような現代音楽風の曲はいただけなかった。


トリはレジェンド、斉藤由貴。卒業、初恋、情熱の三部作を歌った。緑色のドレスで最初に初恋、情熱と続けて2曲。MCでは例のとつとつとした語りで会場を沸かせた。ラストに卒業。「卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう でももっと哀しい瞬間に涙はとっておく」。不倫騒動があったばかりだが、さすがしたたかな女優だなあ。芸能ニュースでは2カ月ぶり公の場に姿を見せたとかで、緊張の表情だったと伝えていたが、不倫騒動であろうが、50代であろうが、アイドルをみごとに演じきったように見えた。確かに声がかすれたり、出なかったりはしていた。でも、それがステージへの真剣さと受け止められたし、いろんな思いを胸に歌っているんだろうな、と感じた。


コンサートは2時間のスタンディング。ドリンク付きで生ビールを飲んだらトイレに行きたくなって、途中で会場外に出る人も。確かに足腰にこたえた。松本さんが一度くらい舞台に現れてもよかったのでは、と思ったが、まあこれが松本流なのかなあ。

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