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花咲くころ [シネマ&演劇]

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岩波ホール創立50周年記念作品の第1弾、ジョージア(旧グルジア)の映画を試写でみた。ソ連からの独立後、内戦下の首都トビリシを舞台に多感な少女たちの日常を描く。


1974年、総支配人の高野悦子さんがエキプ・ド・シネマを始め、商業ベースになりにくい内外の映画を上映してきた。アジア、アフリカなどを中心に現在まで245本、55カ国の作品を単館上映してきたという。日本では毎年、1200本の映画が公開され、消費されているが、「映画の公開は再創造である」という理念の下、埋もれさせてはいけない、見て欲しい作品をセレクトし、公開を続けている。


「花咲くころ」では、物資が欠乏している食生活や、武器が簡単に手に入る日常、伝統的に行われている誘拐婚の話などが出てきて、驚かされる。その一方で、華やかな民族衣装を着て踊る少女たちはその独特のエキゾチックな顔立ちと澄んだ目が美しく、印象に残った。


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