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ミッドナイト・バス [シネマ&演劇]

ほぼ全編新潟ロケ、地元の新潟日報創刊140周年記念の一作。ことしの北陸は大雪被害で大変だが、雪の舞う新潟市内の映像をみながら、この季節の地元の人たちの苦労を思う。

東京と新潟をつなぐ長距離バスの運転手が主人公(原田泰造)。離婚して元の会社を辞め地元・新潟に戻り、息子と娘を育て上げた。東京・大森で居酒屋を営むアラフォーの恋人(小西真奈美がとても魅力的)と、元妻(山本美來)の間で揺れる男。東京では一人の男、新潟では父親としての顔を優先する。それぞれに責任を果たそうとする。

物語は淡々と描かれていく。これまではっきりものを言わなかった夫婦、家族。帰る家庭があることの安心、一人になることの寂しさ。ラストは原作(伊吹有喜作)とは違うらしいが、どこかストーカーのようなラストはいかがなものかと心にひっかかった。

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