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レッド・スパロー [シネマ&演劇]

3月29日にオープンしたばかりの東京ミッドタウン日比谷のシネコンで、ジェニファー・ローレンス主演の最新作をみた。ロシアのスパイとCIAの騙し合いというストーリーは、冷戦時代を描いた映画の定番だが、今回の作品の設定は21世紀のいま。ロシアの仕業とされる、英国での元スパイ殺人事件が外交問題に発展している現実が、作品がまったくの絵空事ではないのかも、というある意味リアルさを与えている。

とはいえ、作品の最大の魅力は、初めてフルヌードを披露した、オスカー女優ジェニファーの妖艶な演技。超絶アクションではなくて、艶技でオトコたちを翻弄する。目をそむけたくなる拷問、クールなまなざし。その対照的なシーンが印象に残る。バレリーナとしては、ふくよかすぎると思ったが、そのやせすぎていないスタイルが、力強い格闘シーンを迫力あるものにしている。

日比谷にできた大型シネコン。座席はゆったり快適でスクリーンも見やすい。丸の内、銀座、霞ヶ関に近い立地で、勤め帰りの人が多かった。金曜の夜は日比谷のシネコンという楽しみが増えた。

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