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子どもが教えてくれたこと [シネマ&演劇]

フランスのジャーナリスト、アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアンさん監督のドキュメンタリー映画を試写でみた。アンブル、カミーユ、イマド、シャルル、テュデュアル。病気を患う5人の子どもたちが主人公。がんや腎臓病など、長く苦しい治療を続けながら、家族とともに毎日を暮らす。子どもはユニバーサルな存在というとおり、素敵な笑顔は万国共通だと感じた。

癒えぬ手術痕の消毒や、人工透析の注射針。毎日のことで慣れていても、やはり痛く辛い。涙が出る。目をそむけたくなるような映像ではないが、子どもの身に置き換えてみると、痛い気持ちになる。

緩和医療としてモルヒネを使うシーンがたびたび出てくる。痛みを抑えながら家族とともに日常を送る。今この時を生きようとする子どもたち。それが子どもの力。病気の子どもにどうやって寄り添うか。子どもに限らず病を得た家族のことをいつしか考えていた。

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