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自主的隔離生活13日目 [雑感]

隔離生活に入って初めて雨が降った。もともと「STAY HOME」だが、散歩やサイクリングができないのは残念。あす実家を離れるのを前に改めて掃除をし、今後定期的に家の様子を見に来るため着替えなど残しておくことにする。

職場を変わるタイミングと隔離生活が重なることになり、一人で静かに過ごす日々。こんな機会はもうないだろうと思いながらも、さらに歳とって一人暮らしになった時には、こんな日々が訪れるのかも、と思ったりした。終日、誰にも会わず口を聞かず、テレビに向かって呟く。でも、現代はネットで繋がっている。実家にはwi-fiがないので、スマホをルーター代わりにしてパソコンを使い(これが随分ギガを使ったけれど)、オンライン飲み会もできた。これが意外と心の支えになった。もちろん家族や友達と電話やLINEのやりとりも気を紛らすことができた。終身刑や軟禁は人の心に大きなダメージを与えるものなのだと痛感した。

3・11の時、これで日本社会が変わるかもしれないと言われた。ボランティアの輪が広がりを見せ、防災意識もかなり普及したが、社会の仕組みは大きく変わらなかった。今回は一地域ではなく全国民に影響が出ている災禍だ。子供達の教育の遅れに伴い、9月入学構想も検討の俎上に上がってきた。この機を捉え欧米標準の9月年度にするという。新型コロナはグローバル化の進展が生み出した災禍だったが、それを機にグローバル化をさらに推し進める議論が持ち上がるという皮肉。9月入学には賛否があるだろうが、経済的側面からは様々な消費を喚起することに繋がるのは間違いない。貨幣でいうデノミのような周辺の消費効果があるのではないか。人々が食べていけることが何より大事と考えると、国の大元のシステムを変える政策が打ち出される可能性は高いのではないかと思う。


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