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アウトレイジ最終章 [シネマ&演劇]

完結編ということで見に行った。「ビヨンド」ほどの衝撃はなく、ある程度想定されたラストではあった。タケシ演じるオオトモが次々と敵を討つ。問答無用の殺し方はドライで、陰湿さがない。テレビゲームのようにバンバン殺ってしまう。


今回も主な出演者は男ばかり。会話の中では「奥さん」が出てくるが、画面には男の相手をするホステスや風俗嬢くらいしか出てこない。女性や子どもが殺されるような場面がないから、カラっとした印象があるのかもしれない。


韓国の闇社会を仕切るボスの方が、情に厚く、義を重んじる。勢力争いに血道をあげ、裏切りを繰り返す日本のヤクザと対比することで、日本の社会を皮肉っているのか。まあ、ラストは北野監督の美学かなあ。

タグ:北野武
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