よこがお [シネマ&演劇]
筒井真理子主演の「よこがお」を角川シネマ有楽町でみた。カンヌが愛した若き鬼才、深田晃司監督の新たな衝撃作という触れ込みだったが、そんなことはどうでもよくて、ただただ筒井真理子の愁いのある表情、美しい姿に見惚れた。
犯罪被害者ではなくて加害者側の親族・関係者をどう支援・救済するか、という社会的テーマを扱っている。被害者はかわいそうだが、加害者側だろう、ある程度の責めを負うのは当然だ。そんな感情が世間一般にはある。罪を憎んで人を憎まず。言葉で言うのは容易いが、そういった寛容の精神が忘れ去られている昨今、世の中の支配的な空気に逆らうのは簡単ではない。
もちろん報道する側、メディアの対応には大きな責任がある。でも作品の中でのメディアの描き方は、あまりにも陳腐。今どきあんなメディアスクラムはないでしょう。ヒロインの心の動きを丁寧に描くのと同じくらい、そこらへんの描き方にもこだわって欲しかった。
犯罪被害者ではなくて加害者側の親族・関係者をどう支援・救済するか、という社会的テーマを扱っている。被害者はかわいそうだが、加害者側だろう、ある程度の責めを負うのは当然だ。そんな感情が世間一般にはある。罪を憎んで人を憎まず。言葉で言うのは容易いが、そういった寛容の精神が忘れ去られている昨今、世の中の支配的な空気に逆らうのは簡単ではない。
もちろん報道する側、メディアの対応には大きな責任がある。でも作品の中でのメディアの描き方は、あまりにも陳腐。今どきあんなメディアスクラムはないでしょう。ヒロインの心の動きを丁寧に描くのと同じくらい、そこらへんの描き方にもこだわって欲しかった。
タグ:筒井真理子が美しいです
2019-07-29 09:23
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