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忙しすぎる人のための宇宙講座 [読書日記]

米国自然史博物館の天体物理学者ニール・ドクラース・タイソン著。高校時代に地学で学んだくらいの知識しかないが、たまに宇宙関係の本を読む。一時流行ったブラックホール以来、アインシュタインの一般相対性理論の話も随分読んだ。

この本も素人向けにやさしく書いてあるが、要するに宇宙はビッグバン以来、膨張し続けている。宇宙なるものがどこまでも広がっている。太陽系の属する天の川銀河はほんの一部であり、同じような銀河が地球から観測できるだけでも無数にある。人間の理解力を超える宇宙世界がある。

結局何から始まりどこまで行けば宇宙の果てがあるのか。太古から人間が考え続けてきた疑問に答えはまだ出ない。新型コロナで浮き彫りになったウイルスとの戦い。人間は自然を征服したつもりでも、自然全体の中では、きっと分かってなりことの方がずっと多いはずだ。いや分かっていることはほんの1%もないのではないか。次々と疑問が湧き出る本を読みながら改めてそう思った。


忙しすぎる人のための宇宙講座

忙しすぎる人のための宇宙講座

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/09/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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