夜のアルバム [ミュージック]
八代亜紀の訃報に接し、ジャズナンバーを集めたCD「夜のアルバム」を聴く。「舟唄」に代表される演歌もいいが、下積みのクラブ時代に歌ったジャズがいい。ハスキーな声に味がある。
猫のような目をした女性、絵心のあるアーティスト、かわいい女というイメージがある。元気であれば、福岡・中洲のジャズフェスで、その歌声を聞けたかもしれなかった。膠原病での急死は本当にショックだった。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンから虹の彼方まで12曲。アルバムがリリースされたのは2012年、東日本大震災の翌年だ。仕事で上京し銀座のバーでかかっていたのがこのアルバムだったっけ。彼女の冥福を祈り一人、歌声に耳を傾けた。
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