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この熱き私の激情 [シネマ&演劇]

カナダで高級娼婦をしていたネリー・アルカンの小説「ピュタン-偽りのセックスにまみれながら真の愛を求め続けた彼女の告白」を舞台化。7人の女優・ダンサーが36年で自ら命を絶った彼女の人生を独白する。


舞台には2階建てのセットが組まれ、影の部屋、天空の部屋などと名付けられた個室で、時々の彼女を演じる。幻想の部屋の女を演じたのは、芦那すみれ。スリムなスタイルと、セクシーな動きが魅力的だった。後で確認すると、にっかつロマンポルノのリブートプロジェクトで行定勲監督「ジムノペディに乱れる」のヒロイン役で出ていた子だった。


天空の部屋の小島聖は貫禄の演技だったが、かつての輝きはなかったかな。影の部屋の女を演じた松雪泰子は、妖艶な色気にノックアウトされそう。部屋それぞれの演出も凝っていて、背景に吹雪が舞う部屋は印象に残った。天王洲銀河劇場にて。

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