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池袋モンパルナスとニシムイ美術村 [アート]

都営三田線の終点・西高島平まで乗って、板橋区立美術館まで行った。かつて絵描きが多く住み、日本のモンパルナスと呼ばれた池袋、落合。そこで青春をすごした絵描きが沖縄に戻り芸術村をつくった。彼らの作品と交流の足跡を展示する。

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佐伯祐三や藤田嗣治、野見山暁治らそうそうたる画家たちの作品が並ぶ。作品には、かつての池袋や新宿の街並みが描かれていて、当時の雰囲気を知ることができた。かつて池袋は湿地でそこを開拓して安い住まいをつくったらしい。展示では、丸木位里、俊の沖縄戦の図の一枚もあって、こんなところで出会えるとは、ちょっと感動した。ちなみに板橋美術館のキャッチフレーズは、「永遠の穴場」。なるほど、とうなずける内容だった。

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記念に池袋モンパルナスの今昔を描いたイラストマップ(50円)を購入。1941年と現代の一帯を比較しながら街歩きができる。また今度、ぶらっとしてみるか。近くの高島平は、高度成長期にマンモス団地ができた。住民とともに年を重ねた街はどうなっているのか。ここもあらためて訪ねてみよう。さんぽ日和、奈良、鎌倉に次ぐという「東京大仏」を拝み、散策を楽しんだ。

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