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十二夜 [シネマ&演劇]

演劇集団円の公演を両国のシアターX(カイ)でみた。シェイクスピア原作の喜劇「十二夜」。クリスマスから数えて十二夜目、1月6日あたりに上演されるために作られた芝居で、祝祭期間が終わる最後の夜に、こうした喜劇をみて楽しむのが習わしだったらしい。

シェイクスピア悲劇は、結構みたことがあるが、喜劇はあまり記憶にない。嘘と、入れ替わりと、恋愛と、オーソドックスな物語の基本に則ってドラマが展開する。考えてみれば、近代演劇はシェイクスピアを一つのお手本として発展してきたのだから、本家本元をみて「オーソドックス」と感じるのは、当たり前のことなのだろう。

役者はオトコばかり。歌舞伎ほどのあでやかさはないものの、女装をした伯爵夫人など登場人物は、かえってオトコが演じるから、オンナの恥じらいやかわいらしさが表現できているのかも。ちなみに演劇集団円は、芥川比呂志を中心に劇団雲から独立した集団で、あの橋爪功が属している。今回の公演は、英文学者の安西徹雄の没後10年企画という。

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