阿久悠記念館 [雑感]
東京・駿河台の明治大学にある阿久悠記念館に行ってきた。この前行った淡路島の出身と知り、稀代の作詞家のことに興味を持った。
入り口にあるEPレコードを眺め、昭和の歌謡曲全盛時代を振り返った。かつては年の瀬の大イベントだった、レコード大賞のトロフィーが並ぶ。また逢う日まで、勝手にしやがれ、熱き心に、ヒット曲の数々。どれだけ歌ったろうか。年表を見ながら歌詞を口ずさめば、その頃の情景が蘇る。
作詞は手書きで、ぺんてるのサインペンを愛用していたという。そのサインペンは書きやすくて、自分も年賀状書きに毎年愛用している。同じものを使っていたと知り、少し嬉しかった。阿久悠の著作は「清らかな厭世」を読んだが、他の著作や重松清の評伝など、久しぶりに読んでみようか。
夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫)
- 作者: 阿久 悠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
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