ピルグリム2019 [シネマ&演劇]
鴻上尚史さん主宰の劇団「第三舞台」の傑作といわれる「ピルグリム」(巡礼者、放浪者の意)の2019年版を新宿御苑前のシアターサンモールでみた。若い人たちとともに時代を駆けながら芝居を作っていきたいと鴻上さんが旗揚げした「虚構の劇団」。21世紀のネット社会にアップデートした内容で、いつも繋がっている故の現代人の孤独や自我の分裂を描こうとしている。
ネット調べでは、初演時は伝言ダイヤルが流行っていた頃で、そのメッセージを聞きながら脚本を書いたという。2019年版は、パソコン、スマホ、メール、SNSが主役で、ピルグリムの冒険はRPGのノリだ。オリジナルからあるコミューンの話も何となくカルト宗教を想起してしまう。オリジナルを見ていたら、さらに面白かったかもしれない。
妙な言動の類型化された◯[×]?族が次々と出てきて物語は進むが、それぞれのセリフがなかなかいい。見える自分と見えない自分、昼間の家主と夜の家主、肯定ペンギン。見ていて様々な思考が巡った。歌とダンスもキレキレで、気持ちの良い舞台だった。
ネット調べでは、初演時は伝言ダイヤルが流行っていた頃で、そのメッセージを聞きながら脚本を書いたという。2019年版は、パソコン、スマホ、メール、SNSが主役で、ピルグリムの冒険はRPGのノリだ。オリジナルからあるコミューンの話も何となくカルト宗教を想起してしまう。オリジナルを見ていたら、さらに面白かったかもしれない。
妙な言動の類型化された◯[×]?族が次々と出てきて物語は進むが、それぞれのセリフがなかなかいい。見える自分と見えない自分、昼間の家主と夜の家主、肯定ペンギン。見ていて様々な思考が巡った。歌とダンスもキレキレで、気持ちの良い舞台だった。
不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)
- 作者: 鴻上 尚史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: 新書
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